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AXISの店舗での出来事や最新のトレーニング情報などをお伝えしていきます。

ゴールデンエイジ(Golden age)までに親が子供にできること…vol.4

 

今回が最終回!!

指導者・父兄必見!!

子供のトレーニング(運動)において

『やって良いこと(有益なこと)』・『やってはいけないこと』

についてお話します。

 

『やってはいけないこと』

1.オーバートレーニング(根性トレーニング)

・・・反復回数の過多。(1セットあたり50回・100回等)

・・・「運動時間:休息時間」比が「運動時間≧休息時間」になっている。

・・・トレーニング時間の過多。

基本的にトレーニングのやりすぎ状態です。子供の症状として、食欲がわかない、モチベーションが上がらない、疲れが見える等です。

これは、オーバーユース(使いすぎ)による傷害の発生率が非常に高くなります。子供ができるといっても、ある程度数を決めましょう。

また、トレーニングや練習に対する集中力が低下する為、効率も上がりません。

 

 

2.高強度の筋トレ。

・・・ジャンパー膝の危険性。

筋トレ自体は、成長に合わせて行うのが一般的ですが、特に気をつけて欲しいのが『ジャンプ』です。

ジャンプのトレーニング(プライオメトリクス)は、低強度のエクササイズを選択し、フォームや身体運びを重点的に行いましょう。

ボックスを使ったジャンプや、連続ジャンプは、成長に合わせましょう。

 

3.充分なウオーミングアップを欠いた状態でのトレーニング(練習)

・・・柔軟性の低下、怪我の危険性、パフォーマンスの低下。

ウォーミングアップは(ダイナミックストレッチ)、筋に溜まった老廃物を取り除き、スムーズに身体を動かすことができるようにし、

柔軟性も高めます。「ウォーミングアップを欠くと確実に怪我をする」という意識を持ちましょう。

 

4.ネガティブな欠点の指摘。

・・・子供のメンタル的損傷。

ネガティブな指摘・注意は、子供の「やる気・意欲」を欠くだけでなく「メンタル的な損傷」を受けます。指摘をする際は、

前向きな指摘を心がけましょう。

 

5.トレーニング(練習)後、簡単なストレッチ等で練習を終える。

・・・筋肉の凝固。可動域・柔軟性の低下。疲労が溜まる。

しなやかな筋肉を作る為にはストレッチが非常に重要です。

トレーニング(練習)の強度に見合った内容を行わなければ筋肉は硬くなり、

パフォーマンスの妨げになるだけでなく、傷害を引き起こす可能性が高まります。

一部位あたり、30秒以上のストレッチが基本です。

 

6.反復練習の繰り返し。

・・・考えることの停止。慣れ。

トレーニングにおいて、できるようになったこと、

力がついてきたことに対して繰り返し行いすぎることは、身体が慣れ、

子供が考えなくてもいい環境を作ることになるので、ある程度できるようになったら新しいメニューを取り入れましょう。

(飽き防止にも繋がります!!)

 

 

『やって良いこと(有益なこと)』

1.コーディネーショントレーニング

・・・脳と身体の関係(神経系トレーニング)。

リズム・バランス・状況に合わせる動き・合図に反応・身体をスムーズに動かす・動いているものと位置関係をつかむ・道具をうまく使うのいずれか、

または、いくつか含んだ運動をコーディネーショントレーニングといいます。思ったとおりに身体を動かせることは非常に重要です。

 

2.低強度の筋トレ。

・・・成長ホルモン・骨への刺激等成長に関するものの向上。

「やってはいけないこと」で話したように低強度の自重エクササイズを選択し、フォームをチェックしながら行えば、

非常に有益なものだといえます。身長も伸びるかも!!

 

3.体幹トレーニング。

・・・身体を支える基本の筋肉を構築。

子供のうちに体幹トレーニングを行うことで、体幹の上手な使い方を身につけ、自然に身体の使い方が上手くなります。

 

4.手遊び。

・・・脳とリズム・感覚の向上。

脳を刺激するような手遊びを取り入れることで、脳が柔軟な動きに対応できるようになります。

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まだまだ疑問に感じているものがあると思います!!

お問い合わせはAXISまで!!