前回は、項目として親が子供にできることを紹介しましたが、
今回は、幼児期~小学生低学年の時期について少し掘り下げてお話したいと思います。
幼児期は、いろんなこと・ものにふれさせることで経験となり、様々な発想、動き、考え方等が構築されていく時期です。こちら側から、いろんなものを提供することも大切ですが、子供が進んで遊びや行動を起こし、何かしようとしているときも、危険が伴わない限り止めないようにしましょう。過保護は子供が自分から何かやろうとする行動ができなくなる可能性があります。子供は子供なりに考えて何かしているので、見守ることも重要なことです。子供を観察することも楽しいです(笑)
『見守る』という点でもう1つ。『思い通りに行かないこと』を知識として身につけることが諦めない(忍耐力)気持ちを引き出します。例えば、公園や学校で友達や上級生がブランコを陣取って変わってもらえないという状況が良くあると思います。ここでも親は我慢し、子供たちを見守りましょう。どのようにして変わってもらうか、自分自身でどこまでできるか、ヒントは与えるようにし、子供に考えさせます。(考察力)時には喧嘩も起こるとおもいます。僕らが子供だったとき、喧嘩して泣いて帰ることもあったでしょう。喧嘩することで、喧嘩の度合い調整、仲直りのしかた、相手を傷つけてはいけないこと(心・身体)、本当の友達を見つけられる等、喧嘩から学ぶことはたくさんあります。それが重要なことは大人たちが良く知ってるはずです。親はどうしようもないときにだけ手を差し伸べる形にします。
まずは、自分がどのように親や祖父・祖母に育てられてきたか、ちょっと考えてみると良いかも知れません。